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ABOUT ME

​日立グループで培った技術であなたの困ったを解決します。

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日立グループの技術の中核会社である日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社(現株式会社日立ソリューションズ)で培った確かな技術で、あなたのパソコンの困ったを解決します。

​  代表者 平井 得雄

 

経 歴
  • 1997年10月~2009年9月
    日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社(現 株式会社日立ソリューションズ)主任技師・シニアコンサルタント

  • 2009年10月~現在
    ​ときわグリーン・ネット 代表者

​パソコンの具合が悪くなったら、まずすべきこと。再起動

パソコンの調子が悪くなったらまずすべきことは、パソコンの電源を落として入れなおすことです。これで、半分以上の不具合が改善されます。

電源を落とす場合、できるだけ、パソコンのシステム(Windwos)で決められた手順で終了して電源を落とすようにします。でないと、ファイルシステムが壊れて、却って調子がわるくなることがあります。

画面がフリーズして終了処理ができない場合は、CtrlとAltとDeleteキーを同時に押します。同時に押すと言っても、文字どおり瞬間的に同時に押すのではなく、Ctrlキーを左手小指で押したらその指を離さずに人差し指でAltキーを押し、小指と人差し指で押したまま、右手のひとさし指でDeleteキーを押します(どの指を使うかはあなたの自由です)。青い画面が表示されて右隅下に電源マーク(○から棒が飛び出している)が表示されるので、そのマークを押します。

Ctrl、Alt、Deleteの同時押しでも、パソコンが全く反応しないときは、やむを得ません。電源スイッチで電源を切ります。

電源スイッチを1回押してもパソコンの電源が落ちない場合は、電源スイッチを10秒ぐらい長押しします。これで、大概のパソコンは電源が切れます。

 

それでも、だめな場合は、電源コンセントからプラグを抜きます。(パソコンのシステムの状態がひどく悪い場合は、一度電源を落としたら2度と起動しないこともあります。)

電源が切れたら、すぐに、電源を入れ直さずに次の手順も追加すると良いでしょう。

  • すぐに電源を入れずに15分ぐらいそのままにして待つ。パソコンも人間と同じで一息入れる時間が必要です。このくらい間を置けば、加熱した部品も冷めるはずです。

  • コンセントからプラグを抜く。コンセントにつながっている限り、パソコンにはわずかな電流が流れています。ノートパソコンで電池が外せるものは外します。

  • パソコンに刺さっているUSB機器、SDカード、LANケーブルなどすべて抜き取ります。

  • パソコンだけでなく、インターネットに接続している回線機器(ルーター、モデム、ハブ)の電源も落とします。電源スイッチがない回線機器の場合はACアダプターを外します。

  • 無線マウスやキーボードの電池も外します。いつ電池を交換したか思い出せないようなら、この機会に電池を新しいものに交換します。

​全部の作業が終わって15分経ったら、電源を入れなおして、パソコンを起動してみてください。調子は戻ったでしょうか?

購入してから7年~10年経っているパソコンで、電源の再起動をしても直らないようでしたら、それはパソコンの買い替え時です。下手に修理するよりその方が安く上がることが断然多いです。私の方でデータの引っ越しなどのお手伝いができます。

​購入した時からWindows10がインストールされていたパソコン(5年以内に購入)であれば、購入した時の状態に戻す(リカバリー)と、ほとんどの場合調子は戻ります。リカバリーの方法はパソコンによって違いますが、最近のパソコンは、ハードディスクの一部にリカバリー領域が設けて会って、そこからWindows10を購入時の状態に戻すことになります。通常は1時間もあれば、購入時の状態に戻りますが、Windows10以外のソフトやデータはすべて消えてしまいます。そのため、データはリカバリー前にバックアップを取っておく必要があり、OS以外のソフトも再度インストールしなおすことになります。また、Windows10自体も最新のバージョンに更新しなければならないので、1日仕事になります。

買ったときはWindows10より前のバージョン(VISTA、7、8、8.1)で、Windows10にアップグレードしてある場合は、リカバリーしてもWindows10にはならないので、再度、アップグレードするかWindows10の媒体などを使って、クリーンインストールすることになります。一度でもWindows10にアップグレードしたことのあるパソコンであれば、新しくWindows10のライセンスを購入する必要はなく、無料で再アップグレードできます。

パソコンはなぜ調子が悪くなるのか、それは、パソコンが無数のソフト部品とハード部品のカタマリだからです。Windowsにはもちろん、Officeソフトも、その他のアプリも膨大な数のソフト部品で構成されており、それぞれに必ずバグが紛れ込んでいます。(潜在バグと言います)各ソフト・ハード(部品)メーカーでも自社製品にどれくらいのバグが潜んでいるかよく知りません。(興味がある方メーカーに一度聞いてみると良いでしょう。多分わかりませんという答えが返ってきます。)まして、他社製品と組み合わせた時に、製品の組み合わせによってどんなバグが顕在化するか、神のみぞ知るということになっています。(昔々、ハードもソフトも自社で作っていたころには、パソコン(端末)の不具合はめったに起こりませんでした。)メーカーは製品テストでバグを潰しますが、すべてのバグを潰すことは、人間には不可能です。

パソコンが新しいうちは、通常の使用ではバグの影響は出ませんが、使い込んでいくうちに潜在していたバグが表面に出てきます。パソコンは使い込んでいくうちに、どんどん新しい他社製ソフト部品が組み込まれていくからです。ハード部品も経年劣化(温度劣化、湿度劣化、酸化)によって潜在不良が顕在化してきます。これらが寄ってたかって、パソコンの不調を引き起こすのです。

※上記の記載内容はすべて個人の見解です。

パソコンよりもデータ

パソコンはお金で買えますが、パソコンの中にあるデータはお金で買えません。顧客データだけでなく、思い出の写真、メールデータ等も同じくらい重要です。このような大事なデータは、パソコンのハードディスクに保存しておくだけでなく、クラウドストレージと呼ばれるインターネット上の保管スペースにも保管しておくと、万一、パソコンが壊れても、データには失われません。

 

有名なものではDropBoxやOne Driveがあります。一定容量まで無料で使えるものが多いですが、写真データ一つとっても、1回の旅行で何百枚も写真を撮る時代ですから、無料の範囲内では、すぐに満杯になってしまいます。有料サービスは毎月1,000円ぐらいから提供されていますが、1年で12,000円、5年で60, 000円と掛け算をしていくと、もったいないなーと思ってしまいます。それに、クラウドストレージに個人情報を保管するわけにはいきません。どこで、どのように流出するかわかりません。

そこで、データの安全な保管場所として候補にあがってくるのが外付けハードディスクです。家電量販店に行けば大容量の物がたくさん並んでいます。ここに、データを保管しておけば、パソコン本体が壊れても、データは大丈夫という訳です。でも、外付けであってもハードディスクはいつかは壊れます。買って1週間で壊れるか10年以上経ってから壊れるかは、運次第ということになります。

​ハードディスクを2台以上用意して、同じデータを保管しておけば、2台のハードディスクが同時に壊れる確率は、1台の時の半分になるだろうと考えて考え出されたのがRAID1と呼ばれるものです。RAIDには、他にも種類がありますが、ここでは省略します。

ハードディスクが2台あろうが100台あろうが、壊れるときには壊れますので、非常に重要なデータは定期的に磁気テープにコピーしてバックアップします。企業の重要なデータを保管しているサーバー等では、毎日、テープバックアップがされています。

個人や中小企業ではテープバックするわけにはいかないので、パソコンの記憶媒体そのものを壊れやすいハードディスクではなくSSD(固体ディスク) と呼ばれる記憶媒体に置き換えられつつあります。システム用にせよデータ用にせよSSDはデータの読み書き速度がハードディスクより圧倒的に早くて壊れにくいので、一度SSDを使い始めると2度とハードディスクには戻れません。数年前のパソコンでもハードディスクをSSDに交換すると、すごく早くなったと実感できます。

​話を少し戻して、パソコンが壊れて動かなくなっても、ハードディスクさえ無事であれば、データを救出することができます。ハードディスクを壊れたパソコンから外して、他のパソコンにつないで、データをコピーします。当方でも何度も対応したことがあります。ハードディスクが壊れても、(一部)データを救出することができます。これには専門の業者さんがいます。

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